けものがいっぴき
11/20は良いファーで毛皮の日らしい。ということで10年後?ムクツナ。今回は変態骸さんで
「お前その格好どうした?」
「おや、変ですか」
「いや似合ってるけどさ。似合ってるからこそ嫌だというかなんというか」
「ああご自分が似合わないから嫉妬していらっしゃると。お可哀想に」
「哀れみというよりそれ蔑んでるからな。そんな目で俺を見るな!というか本当毎回毎回派手派手しいですよねー六道骸サンは」
「仕方が無いじゃないですか。着てくれって言って山のように送られてくるんですから」
「それプレゼントかよ!何桁だ一体」
「さあ?マンション一部屋くらいは買えますかねー。あ、トータルだとオーナーになれたり?」
「お前はどれだけの人間を騙してるんだ」
「失礼な。僕に隷属するという喜びを与えてあげているんですからイーブンですよ」
「俺ならどっちも嫌だけど」
「は。当然です。君が僕に高価なだけの物を贈るとか、隷属するだとか吐き気がしますね」
「マフィアの施しは受けない?」
「違いますよ。綱吉は恋人でしょう。君が僕に贈るのはもっと特別なものでないと嫌ですよ」
「うわあ」
「クフフ。嫌そうな顔、かわいい」
「お前その台詞回しとひどい趣味をなんとかしろ」
「そっちこそひどいじゃないですか。任務が終わって一番に駆けつけたのに他人行儀でそっけない。なんですか、他人から僕が何か貰うのが気に入らない?君が嫌なら今すぐ全部燃やしますけど」
「それはお前だろ。ったく俺が人から貰ったものはことごとく壊すか使えなくしやがって。それに燃やすなよ勿体ない」
「だってむかつくんですもん。いいじゃないですか。そのくらいならまだかわいくて」
「子どもかよ。お前のかわいいの基準がどこからどこまでなのか知りたいよ俺は」
「そうですか」
「え、なにその顔ちょっと近い近い近い」
「知りたいなら教えますよ。今から綱吉のどこがどうかわいいと僕が感じるのか逐一説明して差し上げます。そうですね、おびえた顔が小動物みたいでかわいいですよ。ひねり潰したくなるなあ」
「や、やっぱいいよ説明されても共感できないから結局わかんないし」
「まあまあ遠慮しないで」
「遠慮させてくれお願いですから」
「ベッドは無いですけどここに丁度良い敷物がありますし」
「あ、本当ふっかふかであったかい。さすが本物はすごいなあってちがあああう!ここ仕事場!俺仕事中!わかる?離せよ骸」
「なんですか良いじゃないですか。怒った顔もかわいい。ぞくぞくしますよ。僕にどうされたい?それとも僕をどうにかしたい?」
「うわああ人の話いっこも聴いてねー!」
「聴いていますよ。そのまま流してますけど。あー三週間ぶりの綱吉っ。クフフフフフ」
「結局聴いてねー!嗅ぐな撫でるな舐めるなー!」
「じゃあ噛みますか。今日僕ケモノですし」
「ひいいいいい。それもやめてー!」
「本当、綱吉のおびえた顔って最高」
赤と青の瞳を持ったケダモノは嬉しそうに舌なめずりをした。
骸さんはド変態とドシリアスの両極端を同時に歩むすばらしい人だと思います。
基本的にうちのツナさんはあんまり嫌がらないのでツッコミっぽくしてみました。
20081120