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早起きは危険回避の秘訣(U-14)


「一馬」

「一馬」

「ばかずま」

「一馬ちゃーん」

「まったく、何やってんの」

「何って、起きないんだよ一馬」

「起きないんだよ、じゃないの。

 起こせって俺言ったんだけど」

「えー。ゆうとくんぎぶあっぷ。えいしくんバトンタッチね」

「いやだよ。一馬寝起き悪いんだもん。

 起きないなら、つねっても殴っても蹴ってもいいからさ」

「いいって、俺が蹴られるから」

「いいんじゃない別に」

「ひどい!私のことなんかどうでもいいのね!」

「尊い犠牲だよ」

「あなたはいつもそうやって、口先ばっかり!」

「茶番はいいから起こしなって」

「だからやだって。置いていこうぜー」



「うるせえ」



「「あ、起きた」」

「一馬ご飯できたよ」

「英士お母さん僕もお腹すいたー」

「言う事聞かない子にはあげません」

「何の小芝居だよ」

「一馬くんきげんわるーい。こわぁい」

「何の真似だよ」

「昨日来てた一馬のファンの真似」

「あー。似てる」

「んだよ英士まで」

「別に。顔洗ってきたら」

「うん、後五分」

「寝るのかよ!」

「結人」

「何」

「蹴り起こせ。責任は俺が取る」

「らじゃー隊長!」

「……ってぇ!結人てめえ」

「いいから顔を洗って準備ね。

 もう一度寝たりしたらその顔二度とファンが付かない形に変形させるから」

「すみませんでした」







ご機嫌取りの特権(結→英←一馬)



「なあ」

「なんだよ。いてえな」

「そんな強くしてねーだろ。それよりさ」

「ん」

「今日、英士機嫌悪くね」

「結人もそう思うか」

「ったりめーじゃん。何年組んでると思ってんだよ」

「他の奴気づいてないみたいなんだけど」

「そりゃそうだろ。英士機嫌悪くても調子かわんねーもん」

「怒ったりもしないしな」

「そうそう」

「でもすっげ怖いよな」

「怖い。全然喋んねえし」

「パスが重くなる」

「そなの?」

「うん」

「でもそれじゃあ他の奴気づくんじゃね?今日ツートップだったろ」

「選抜のやつは英士のパスしょっちゅう受けてるわけじゃねえから」

「まあそうだけど」

「精度変わんないし」

「尚更こええ」

「な」

「毎度毎度思うけど機嫌の悪くなり方が特殊っつーか」

「今日何で怒ってんだろーなあ」

「さあなー。とりあえず帰りにアイスでも奢ってやろーぜ」

「気味悪がられるぞ」

「だいじょぶだいじょぶ。人間が怒ってんのは大体腹減ってるときだから」

「アイスは腹にたまんねーだろ」

「ま、いいじゃん。機嫌取んのも俺たちの特権だろー」

「特権?」

「そ、特権」

「ふーん、ま、いいけど」


「まったく、英士ってば世話がやけるんだから!」



(それは多分英士のほうがいつも俺たちに対して思っていることだろうけど)







だから苦手だっていってるじゃない(黄金カルテット)



「負けた」

「ありえねえ」

「勝ったー」

「あはははすごいヨンサー」

「お、俺すげえショックかも」

「どうしたんだよ一馬!!おまえの内に燃え滾る炎はそんなもんだったのかよ!!」

「なにそれ」

「英士は黙ってろよ!!今一馬が大変なんだ。ちくしょおしっかりしろ一馬ぁ!!」

「もう俺は駄目だ…お前はまだ無傷だろ?先に行けよ…」

「なにー?一馬キズモノ?」

「変な言い方すんじゃねえよ潤!お前か!英士に入れ知恵したの!」

「してないってー。ねえヨンサ?」

「うん。潤慶はしてないね」

「は?」

「うん、は。結人が言ったんでしょ。一馬の戦略はワンパターンだからちゃんと見てれば長いコマンド入力しなくても勝てるって」

「え、言ったけど」

「だから三つくらいしか技使ってないよ俺」

「おーまーえーかー!!裏切り者!!」

「そ、そんなんで勝つか?普通」

「次は無理じゃない?もうやらないから」

「待てよ英士!!次はマリオカートだ!!」

「嫌だよ。勝てるゲームなんて詰まんないでしょ一馬。お茶持ってくる」

「ぼくマリオカートやるー!!」

「潤慶、勝てるゲームは詰まんないんだぜ?」

「…くそう…」





英士はゲームとかド下手だといいよね。潤慶=結人>一馬>>>英士くらいだと思います。 んでたまにまぐれ勝ちして波乱を巻き起こすといいですよ。